1960年宮城県亘理町で生まれました。亘理町の名物は「はらこめし」、「仙台いちご」で農業、
漁業が盛んで豊かな自然環境ですか、当時はかなりの田舎でした。小学校にはプールがなく
給食もないため毎日弁当持参で脱脂粉乳を飲まされ、幼少期を過ごしました。

高校は、当時仙台ではめずらしい共学の仙台高校に進学。プロレスファンであったことから、
レスリング部を軽い気持ちで見学。その日に強制的に入部。往復3時間半の通学、練習も
厳しかったですが、2年生の時に唯一のご褒美。
（仙台市民大会　フリースタイル　６０キロ級　３位）

大学は地元の東北学院大学で就職に有利かもと、浅い考えで法学部を選び、手形小切手法を専攻。
当時はバイト先もあまりなく、真面目に毎日大学に通い、講義と麻雀に励む日々。
就職は、父親が教師であったため、あまり公務員に良いイメージがなく、民間企業を志望。

スチール家具メーカーの岡村製作所に就職。初めて宮城県を離れ、肉屋さんに下宿。オフィス家具
パーテーションのルートセールスで、山形市、新潟市で勤務。

リコーテクノシステムズに転職し、25年間勤務。電話設備・プリンタの営業、ITサービスの商品企画、
OEM商品の販売計画、採用・教育等経験。
その後業績が悪化し、創業以来初めて国内3,000人の希望退職の募集が行われ将来への不安を感じ、
今後どう生きるべきか半年間悩みました。もう定年まで10年切ってるんだし、残り少ない人生、新たな
チャレンジもありかもしれないと思い、無謀ですが社会保険労務士を目指し52歳で早期退職。

合格までの間、年金事務所で老齢年金の審査、遺族年金・障害年金等の相談業務に携わる。
（相談件数　1,200件）

社会保険労務士試験合格後、労働局職業対策課にて助成金の審査（審査件数　600件）
監督課で長時間労働の指導・労務相談に携わる。